レポート text:ドイケイコ ![]() ![]() とにかく、一見、作品全体はメルヘンチックで可愛らしく感じるが、よくよく作品の表情を見てみると、少年は鼻水がたれ、犬やウサギの顔つきもギャグ漫画に出てきそうなふざけた顔をしている。 この全体を通して醸し出される絶妙なアンバランス感がたまらなく、タナカ作品の何よりの魅力だと思った。 また、伊藤ガビン氏が手がける作品へのキャプションも注目して欲しい。今回、原画展ということで、マトリョーシカ以外、かつてタナカ氏が手がけたアニメ作品の原画にもキャプションが添えられているのだが、そちらも要必見。 伊藤氏がキャプションをつけることで、タナカ氏の作品をより一層気になるものにさせ、観る者の想像をかき立ててしまうのだ。 何度もクスッと笑わされてしまうタナカカツキ×伊藤ガビンの独特の世界を、是非、覗いてみて欲しい。 「タナカカツキのマトリョニメ展」 art space kimura ASK? 2007年7月17日(火)〜7月28日(土) 11:30〜19:00(最終日17:00まで)日祝休 >>詳細
by art-drops
| 2007-07-22 11:42
| レポート
|
カテゴリ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||